韓国旅行(2014)
どこにも行かない連休。
過去の旅行記。
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2014年12月、冬の韓国に行った。
当時住んでた松山からアシアナ航空の直行便でインチョン。
たしか往復で2万5千円位だった。安い。
この時期、鹿児島に戻ることも大体決まっていて、いろいろな事が起きていた。坊っちゃんを読み直して、漱石と勝手に意気投合していた。
この旅はプチ国外逃亡気分だったのかもしれない。
ソウルに着いたら、研究室の後輩の家に荷物を置かせてもらって、プサンに行った。
往路はKTX、復路はセマウルに途中から乗った。
2002年にサッカーを見に来たときのソウル駅はごみごみした埃っぽい駅だったが、KTX開通後はピカピカになっていた。おばちゃんが軒を連ねていたキンパ屋もきれいなスタンドになっていた。もっとも売ってたキンパは同じような感じだったが。キンパはキンパ。うまかった。
韓国鉄道ときたらセマウルと思っていたが。以前来たときはムグンファ(急行みたいなやつ)にしか乗れなかった。今度こそはと思ってきたのだが、既にKTXが主流になっていてセマウルは良い時間があまりなかった。プサン直行便もなかったのかな。復路も連絡列車でスオンまで行き、わざわざ乗り換えたと思う。セマウルには食堂車があったのだが、この時にはカラオケルームとゲームコーナーになってた。
プサンでアワビを食べた。夜市のようなところにも行ったが、既にかなり円安になっていてあまり安いとは思えなかった。韓国ぽいスプーンと金属製の箸を買った気がする。
ソウルでは後輩夫妻に家に泊めてもらい、もてなしてもらった。肉、肉、肉。とにかく肉だった。何を食べてもうまかった。ありがとう。
当時の後輩の家は、高層マンションで3LDK位の広さだったが、リビングが20畳くらいあるなかなかの豪邸だった。いくらなの?と聞いたら、韓国の場合は家賃の代わりに高額の保証金のようなお金を払う。所有権がどうなっているのかわからないが、次に引っ越す時にはその保証金は返してもらえる。どこで誰に儲けがあるのかよくわからない(オーナー時はその保証金を運用するんじゃない?ということだったが。今回のような相場の時はどうなるの?)。保証金が全額返ってくるのかもよくわからないが、とにかくそういうことだった。
外国に行くと路地や何でもない普通の住宅街を歩くのが好きなんだけど、ソウルは雰囲気のある道が多かった。だが、急速に再開発が進んでいると言っていた。「韓国人は自然の緑地をつぶして公園を作って、そこを再開発して公園を作るの」というのは後輩の韓国ジョーク?日本もそんなに事情は変わらないか。
あの路地も再訪したら風景が変わっているかもしれない。