無理難題

授業開始までは学生は登校禁止になっている。緊急の用務がない場合は、と保留されているが。

実際は研究棟に学生の姿はあるし、生協にも学生スタッフが作業をしている。それを批判したいわけではなくて、大学当局はそもそも無理なことを発令して、コトが起きたときの責任だけを回避してるのではないだろうか。

 

一方で講義が開始されても、学生がどこかで感染する可能性はある。家から出るな、とは言えないし、飲み会だけではなく食事をする機会は毎日最大三回?はある。いくらデジタルネイティブ世代でもコンビニ位は行くだろう。むしろ、今から周辺の下宿生には大学生協で提供した方が良いのではとも思うのだが。大学再開後、多くの自宅生が大学に来るのは公共交通が必要になり、大学単独で努力してもできることには限界がある。無自覚感染者が感染を広めるのは阻止できるのか。たぶん、あるタイミングで腹をくくるしかないのだろうけど。それは大学というよりは政府の役割なのだろう。今は全力で対処する時だが、しかるべきタイミングが来たら、オリンピックに固執して事態を読み誤った責任は厳しく追求されるべきだと思う。