過去旅_小笠原行(2004)

2004年12月、小笠原に行ってきた。
先代のおがさわら丸の頃。
おがまるパックで2番目に安い宿を選んだので1人7万円位だった。
離島便の雰囲気が残っているフェリーだが、船旅は快適で全然酔わなかった。
新造船は見ていないけど、どんな感じなんだろう。

 

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小笠原は一度行ってみたいと思いながら、なかなか踏ん切りがつかなかった。
船でしか行けないので、一度行くと一週間かかってしまう。
当時は博士課程と某研究所の研究員の2足のわらじで、たしか大きな仕事が2つくらい終わったので、やけくそで旅立ったような気がする。博士論文は全然書いてなかった。

 

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竹芝桟橋から30時間、小笠原は不思議なところだった。
12月だけど、寒くないし、灼熱でもない。海に入るにも問題ない。
あまり良い写真が取れてないが、海の中はタイやヒラメの舞い踊り状態だった。
イルカもいた。

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滞在中は原付きを借りて、父島を隅から隅まで走り回った。意外と標高がある。
食べ物も美味しかった。
島寿司は伊豆諸島の各地で食べられるが、魚がとにかくうまい。

 

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小笠原は、旧島民、欧米系、新島民の複雑な関係がユニークとされるが、現在もそうなのかはわからない。旧島民はいろいろと優遇されていて、仮にうちの父親が小笠原に戻ろうと思ったら都営住宅に優先的に入居できるらしい。これも今でも有効なのかはわからない。
港近くには日本ぽくない雰囲気の建物が残っていた。
 

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島を出るときの見送り。
船が追いかけてきて、みんなが飛び込むやつ。

 

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2航海滞在したら、あれにも参加できただろうか。
うちのルーツがある母島にも行きたかったが、まだ達成できていない。
また行きたいけど。遠い。